陰性症状が出ているときの考え方

統合失調症の陰性症状が出ている時期は当事者にとっては一番つらい時期ではないかと思います。

本人からしてみると希望に反してやる気が出なかったり、何かを始めても持続しなかったりするので自分を責めることもあります。

当事者がしたいと思うことがあればできる限りさせてあげるのがいいと思います。

意味がないように思えることなどでも本人が取り組めることがあるのはいいことだと思います。

〈睡眠は回復に必要不可欠〉

寝てばかりいることもありますが、それは急性期に使ったエネルギーを回復するために

睡眠がたくさん必要なのです。

寝たいだけ寝せてあげてください。

充分休息が取れれば次第にやる気も出てきます。

そこまで辿り着くにはかなりの時間がかかるので心配になることもあるかとは思いますが

周りの方は長い目で見てあげてほしいと思います。

〈コミュニケーションが大事〉

家族が良かれと提案してくれたことに、本人の意思ではなく何かをしてしまうと

いろいろとうまくいかないことも出てくるかもしれないので

本人の意思をしっかり確認してあげてほしいと思います。

私の場合、家族が良かれと思ってのことでも、「押し付け」に感じることが

少なくありませんでした。

自発的な意思や行動が大切だと思います。

統合失調症である当事者とコミュニケーションを取るときに、

もしかすると家族や周りの方々からすれば独特な表現だったり

言葉が少なかったりするかもしれません。

そんな時は、周りに言いたいことが伝わっていないこと自体に

当事者が気づいていない場合も多いと思います。

なので、丁寧に質問して答えを引き出してあげてほしいと思います。

わからないことはわからないと言わなければ伝わりません。

当事者は統合失調症という脳の病気なわけですから、言葉がうまく出てこなかったり、

適切な表現がすぐに思い浮かばないこともあります。

家族の方がいろいろな方向から聞いてお互いが理解しあえるようにすることが

大切だと思います。

〈その人をまるごと受け入れること〉

根底に必要なのは当事者を受け入れている、大好きだという気持ちです。

統合失調症であるか否かは関係なくです。

他の記事でも書いていますが、気持ちに良い悪いは無いのです。

当事者の気持ちを受け入れてあげてください。

辛い気持ちを理解しようとしてください。

また、家族自身の気持ちもどうか伝えてください。

もちろん当事者は今はそれどころではないかもしれません。

でも「一緒に向き合っているのだよ」、「私たちも負けず劣らず辛いんだよ」、

ということを聞けばきっと「独りじゃないんだ」と感じてくれると思います。

応援お願いいたします。↓

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。